リヒテンシュタイン近郊のスキー
ラインバレーから行けるスキーエリアの案内(2026年10月時点の情報)
リヒテンシュタインは国土が小さく、ゲレンデは国内のマルブンだけです。ただ、ラインバレーからは電車やバスで行ける距離に、スイスの大規模なスキーエリアがいくつもあります。ここでは、マルブンと、少し足を延ばして行ける4つのリゾートを紹介します。
マルブン(Malbun)
リヒテンシュタインで唯一のスキー場で、標高の高い小さな村にあります。ゲレンデは規模が小さく、初心者や子ども連れ向けです。小さなリゾート地の雰囲気で、家族で気軽に雪遊びをしたい人に向いています。半日で十分滑れるので、午前か午後だけの滞在にもぴったりです。ファドゥーツ(Vaduz)からリヒテンシュタインバスで直接行けます。
🎿 リフト券(大人1日券):目安 CHF 55(ダイナミックプライシングにより変動) / 情報:リヒテンシュタイン観光局
ピツォール(Pizol)
サルガンス(Sargans)から近く、バードラガーツ(Bad Ragaz)やヴァングス(Wangs)からゴンドラで上がるスキーエリアです。中級者向けの斜面が多く、眺めのよいゲレンデが特徴です。リヒテンシュタインから日帰りで訪れやすい場所です。
🎿 リフト券(大人1日券):目安 CHF 69(ダイナミックプライシングにより変動) / 公式サイト:pizol.com
ダボス・クロスターズ(Davos Klosters)
2つの村がひとつのスキーエリアとしてつながった、大規模なリゾートです。コースの数が多く、初心者から上級者まで楽しめます。ダボスは会議の開催地としても知られ、街の雰囲気も魅力です。サルガンスからラントクヴァルト(Landquart)経由の電車で向かいます。
🎿 リフト券(大人1日券):目安 CHF 55(ダイナミックプライシングにより変動) / 公式サイト:davosklostersmountains.ch
ラークス・フリムス(LAAX Flims)
スイス有数の規模を誇るスキーエリアで、スノーボーダーにも人気です。パークやフリーライドのコースが充実していて、若い人が多い活気のある雰囲気です。グラウビュンデン州の州都クールからも近く、ラインバレーから日帰りもできます。
🎿 リフト券(大人1日券):目安 CHF 60(ダイナミックプライシングにより変動) / 公式サイト:laax.com




アローザ・レンツァーハイデ(Arosa Lenzerheide)
アローザとレンツァーハイデの2つのエリアがつながったリゾートです。ゲレンデが広く、景色を楽しみながら滑れます。アローザはのんびりした雰囲気の村で、レンツァーハイデは大きなゴンドラ施設が自慢です。グラウビュンデン州の州都クール(Chur)から電車とバスで行けます。



🎿 リフト券(大人1日券):目安 CHF 89(ダイナミックプライシングにより、週末や混雑時、天気が良い日は高くなります) / 公式サイト:arosalenzerheide.swiss
筆者のおすすめは、このアローザ・レンツァーハイデです。ラインバレーからの行きやすさが一番で、初めてのスイス遠征にも向いています。オンラインで一日券を買っておくと、クールからアローザ行きの鉄道の乗車も含まれるため、移動の手間が減ります。
ゲレンデ帰りに立ち寄るなら、アプレスキーの人気店「KurBar Arosa」がいちばんのおすすめです(下の特集で詳しく紹介します)。




特集:アプレスキー(Après Ski)
スキーの後のお楽しみといえば、アプレスキーです。アローザ・レンツァーハイデには、ゲレンデを滑り終えてから立ち寄れる山小屋風のレストランやテラス席が点在しています。冷えた体にはホットワイン(グリューワイン)、食事にはチーズフォンデュなど、スイスらしい味を楽しめます。夕方以降は村の中心に戻って、バーやパブでゆっくり過ごすのもおすすめです。
アプレスキーで筆者がいちばんおすすめするのは、アローザのKurBar Arosaです。ゲレンデを滑り終えて立ち寄ると、店内は大盛り上がりで、音楽もガンガンかかっています。スキーの余韻のまま、仲間とわいわい楽しめる雰囲気です。




KurBarはゲレンデの中腹にあるので、計画を立てて寄らないと行けません。帰りはスキーで滑り降りるか歩いて下り、途中からバスでアローザ駅に戻ります。
それでも、わざわざ立ち寄る価値のある場所です。筆者が1人で行ったときは、日本人が珍しいのか、たくさんの人に声をかけてもらい、一緒に盛り上がることができました。

もう1軒、ラークス・フリムスのフリムス(Flims)にあるLegna Bar(レーニャ・バー)も、アプレスキーでにぎわうバーです。Flims Dorf(フリムス・ドルフ)のゲレンデの最終地点にあるので、スキーの帰りに立ち寄りやすい場所です。外のテラス席では、DJの音楽がかかっていて特に盛り上がっています。


夕方の帰り方は朝のうちに決めておく
夕方前、最後のリフトの時間が近づいたら、どこでアプレスキーを楽しみ、どこに帰着するのかを考えてからリフトに乗るのがおすすめです。山々がつながっている巨大なスキー場では、端から端まで移動するだけで2時間ほどかかることもあります。一日券で滑る場合は、午後3時頃には、どのルートでどの村に戻るかを決めておくと安心です。スイスの大規模なスキー場では、どこでも同じことがいえます。
リフト一日券の価格目安と公式サイト
リフト一日券の価格は、ダイナミックプライシングにより日によって変わります。週末や混雑する日、天気が良いと予想される日ほど高くなり、平日や天気の悪い日は安くなる傾向があります。以下は各公式サイトなどで確認できた大人料金の目安です。掲載時点の情報なので、購入前に必ず公式の販売サイトで最新の価格を確認してください。
| スキー場 | 大人1日券の目安 | 備考・公式サイト |
|---|---|---|
| マルブン(Malbun) | CHF 55 | 情報:リヒテンシュタイン観光局のスキーページ(en.tourismus.li) |
| ピツォール(Pizol) | CHF 69(2025/26シーズンの主シーズン料金) | 公式サイト:pizol.com / チケット:tickets.pizol.com。ウェブショップのほうが安くなることがあります |
| ダボス・クロスターズ(Davos Klosters) | CHF 55 | 公式サイト:davosklostersmountains.ch |
| ラークス・フリムス(LAAX Flims) | CHF 60 | 公式サイト:laax.com |
| アローザ・レンツァーハイデ(Arosa Lenzerheide) | CHF 89(2026/27シーズンの主シーズン料金) | 公式サイト:arosalenzerheide.swiss。オンラインショップは窓口より少なくとも6%安いとされています |
自分のスキー用具を持っていくときの航空便
冬にスイスで自分のスキー用具を使って滑りたいなら、スイス インターナショナル エアラインズ(SWISS)がおすすめです。スキー道具セットは、通常のスーツケースとは別枠で無料で運んでもらえます。対象は、スキーやスノーボードの板、そしてブーツです。ただし、適用条件は運賃の種類によって異なる場合があるため、予約前に公式サイトで確認してください。
※ 営業期間、リフト券の価格、交通の時刻などは年によって変わるので、お出かけ前に各スキー場の公式サイトでご確認ください。


